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事例

【お客様インタビュー】採用動画の活用でインターン参加者が前年比150%に。島津製作所の採用戦略に迫る。

【はじめに】
株式会社島津製作所様の人事部にて採用広報を担当される東畑様に、ハイクラス層向け就活メディア「メイキャリ」を活用した採用広報の取り組みについてお話を伺いました。 ナビサイト経由の集客がメインだった同社が、なぜ新施策として動画メディアへの掲載を選んだのか。
そして、インターンシップ説明会の参加数が前年比150%という大きな成果を生み出し、ターゲットとしていた「情報系学生」の集客に成功した背景を紐解きます。

目次

「製作所」のイメージを打破し、情報系や全国の学生へリーチしたい

-はじめに、島津製作所様の事業内容と特徴について教えてください。

東畑様:

当社は「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、分析計測機器、医用機器、産業機器、航空機器と幅広い領域で事業を展開しています。全体の売上の約6割を占める分析計測機器に加え、レントゲンなどの医用機器、そして半導体の製造に欠かせないターボ分子ポンプなどの産業機器を主力としています。

ヘルスケア、グリーン、インダストリー、マテリアルの4本柱で事業を展開しており、製造業界の中でもお客様の業界テリトリーが多岐にわたるのが特徴です。また、ノーベル賞を受賞した研究者が在籍するなど、高い技術力と自由な研究風土が根付いています。

-新卒採用において、どのような課題をお持ちでしたか?

東畑様:

大きく2つありました。

1つ目は、関西圏以外の学生様、特に関東圏をはじめとする全国の学生様への認知拡大です。事務系職種については関西圏での採用はすでに一定数あるのですが、関東圏をはじめ全国の学生様にもっと当社を理解してもらいたいと考えていました。

2つ目は、技術系職種、特に情報系(ソフトウェア領域)の学生様への認知獲得です。当社の「製作所」という社名から、どうしても機械系の学生様からの応募が多くなる傾向にあります。しかし、当社の分析・医用機器はソフトウェアで動いており、ソフトウェアのクオリティがお客様の購買判断に直結するほど重要です。

母集団の量としても情報系は非常に重要視しているのですが、実際にエントリーしてくれる学生様の中では情報系が少ないというジレンマを抱えていました。競合となるITメーカーと比較した際に、いかに情報系の学生様に当社のソフトウェア領域の魅力を知ってもらうかが急務でした。

コストと労力を比較。新入社員の声が「メイキャリ」決断の決め手に

-そうした課題を解決するための新施策として、今回「メイキャリ」への動画掲載をご決断いただいた経緯を教えてください。

東畑様:

これまで当社の採用はナビサイト経由からの集客がメインでしたが、母集団形成のための新たな施策として採用広報の強化を検討していました。

情報収集をする中で、動画やSNS広告に関心を持っていました。しかし、広告は継続的に多額の費用がかかりますし、Instagram等のSNS運用は定期的な更新が必要で、社内の運用労力(メンテナンスコスト)が大きくかかってしまいます。また、当社は採用の動画チャンネルを持っていなかったこともあり、自社のコーポレートチャンネルに動画を載せても、学生様の動向を考えると見つけてもらうのが難しく、効果が低いと判断しました。

一方で、内定者へのヒアリングで「就活関連の動画はよく見ていた」という声があったため、採用広報のコンテンツとしては動画が有効だと感じていました。そこで、自社でオウンドメディアを運用するのではなく、メイキャリさんのような「すでに学生が集まっている外部メディア」への掲載であれば、メンテナンスコストをかけずに質の高い動画を届けられると考えたのです。

-数ある外部メディアの中でも、メイキャリを選んでいただいた理由は何だったのでしょうか。

東畑様:

当社に入社してくれた若手社員に「メイキャリというチャンネルを知っているか」と尋ねたところ、「就活生の頃によく見ていた」という声が多数上がったためです。

お恥ずかしながら、私自身は当初メイキャリさんについてあまり認知していなかったのですが、実際のターゲット層である就活生に対する影響力の大きさを実感し、動画掲載を決めました。

-制作前に、どのような動画を作りたいかといったイメージはありましたか?

東畑様:

メイキャリさんからも提案していただいていたので、ざっくりとしたイメージはついていました。最大の課題であった情報系の学生様にアプローチするために、「情報系に特化したコンテンツ」は確実に1本出したいと考えていました。

インターンシップ説明会予約数は前年比150%以上に。
情報系学生の集客にも絶大な効果 

-動画公開後、具体的にどのような反響や成果がありましたか?

東畑様:

目に見える大きな成果として、インターンシップ(事務系・技術系)の説明会の予約数が前年比で150%以上に増加しました。特に事務系については昨年と同一の施策の中での予約数の伸びなので、メイキャリさんに動画を掲載した効果を強く感じています。また、インターンシップやオープンカンパニーそのものの予約者数も、前年と比較して大幅に増加しました。 そして何より、ターゲットであった「情報系の学生様からのエントリー」が大幅に増えた点で、絶大な効果を感じています。

もちろん、メイキャリさんへの動画掲載と並行して、内製イベントの企画や運営のブラッシュアップにも注力していました。その結果として、他社HRベンダーの口コミアワードで上位入賞を果たすこともできたのですが、そうした複数の取り組みの中でも、集客効果という点では今回の動画施策がもたらした成果が最も大きかったと実感しています。

-学生との直接の接点で、変化はありましたでしょうか。

東畑様:

会社紹介の動画とソフトウェアエンジニアの社員への密着動画の2つを公開しました。

特に後者の動画は3万回近く再生されており、当社のマイページ登録時に実施しているアンケートでも、「メイキャリの動画を見た」という項目を選択して流入してくる層が明確に増加しました。

面接の場でも、「メイキャリの動画を見ました」と直接声をかけられることが増え、動画がきっかけで当社に深く興味を持ち、理解を深めてくれていることを実感しています。

■ 参考事例:島津製作所 若手社員密着動画

社内外で大きな反響のあった動画だが、制作に至るまでにはいくつかの困難も

-動画制作のプロセスで苦労された点や、印象に残っていることはありますか?

東畑様:

最も苦労したのは、社員のアサイン(出演交渉)です。やはり「YouTubeなどの動画媒体で世に出る」ということに対して、社内で危機意識や抵抗感を持つ社員も少なくありませんでしたが、技術系新卒採用の若手担当者が各所に趣旨を丁寧に説明し、熱意を持って協力をお願いしてくれたおかげで、出演いただくことができました。

また、当社の業務には秘匿性の高い領域も多いため、機密保持の観点と「学生様にどこまでリアルな姿を伝えるか」というバランスのすり合わせも調整してくれました。
ただ、そうやって苦労して完成した動画は社内でも広く視聴されており、反響は上々で我々も嬉しいです。

従業員にとって魅力的な環境であることを伝えるため、今後はクローズドな動画施策も視野に

-今後の採用広報や、動画コンテンツの活用についてどのような展望をお持ちですか?

東畑様:

今後は、社員の座談会動画などを制作したいと考えています。ただ、それらはYouTubeなどのオープンな場所で公開するのではなく、マイページに登録してくれた学生様限定のクローズドな環境で配信したいですね。

クローズドな環境だからこそ話せる、働き方や待遇の「ぶっちゃけ話」を通じて、当社の魅力を知ってもらいたいです。私自身、島津製作所は「働く従業員への思いやりが強く、バックアップしてくれる会社」だと日々感じています。福利厚生の充実度はもちろんですが、社員の雰囲気や企業文化など、学生の皆様にまだ十分に伝えきれていない魅力がたくさんあります。

そういった当社の温かい社風や制度の魅力を、動画という伝わりやすいフォーマットで、学生の皆様にしっかりと届けていきたいと考えています。

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